放射線科
◇診療科の紹介
当院放射線科には、放射線診断専門医2名、放射線技師10名、医療事務1名が在籍しています。当院では検出器80列のマルチスライスCT、磁場強度1.5テスラのMRIを1台ずつ導入しています。病院内他診療科や他医療機関の医師からの依頼に基づき、レントゲン撮影や骨密度測定、CTやMRIの撮像を放射線技師が行います。当院においては放射線技師が撮像したCT・MRI画像全件に放射線診断専門医が目を通し、画像から考えられる病名を診断、検査依頼医に報告しています。検査依頼医は患者様の症状や病気の既往の有無、画像診断の結果、その他の検査結果などと併せて最終的な病名を診断し、患者様の治療を行います。現在の医療ではCTやMRIなど大型機器を用いた画像検査・画像診断抜きには成り立たないとも言われており、画像診断の果たす役割は非常に大きいです。
◇担当医師プロフィール
田中 治(たなか おさむ)放射線科部長 医学博士 日本医学放射線学会認定放射線診断専門医・研修指導者 日本IVR学会認定専門医 日本脈管学会認定脈管専門医 |
三原 督(みはら ただし) 日本医学放射線学会認定放射線診断専門医・研修指導医 日本IVR学会認定専門医 臨床研修指導医 |
◇機器紹介

東芝社の80列マルチスライスCTは、精度の高い診断が可能となり、がん、脳卒中の発見に大きく貢献しています。

GE社の1.5Tは短時間で、脳・脊髄・胸・腹部・四肢等あらゆる部位の撮影が可能となり、的確な診断をサポートしています。

超音波検査、CTやMRI検査に比べると、乳がんなどの初期の小さな異常を一番良く発見できる検査で、日本医学放射線学会や乳がん検診学会等、関係学会において設定された専用装置(東芝製)で対応しています。