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診療のご案内

脳神経外科

ご挨拶

2010年7月に脳卒中センター脊椎脊髄センターを開設して以来、年々症例数も増加してきました。地域の開業医の先生方をはじめ市民の方々、救急隊の方々にも、当センターの存在、役割をご存知いただけるようになり、紹介患者も増え、脳卒中センターには超急性期の血管内治療適応の患者さんの救急来院が急激に増加し、脊椎脊髄センターには、北河内地区以外の遠方からの紹介、来院患者さんも増えてまいりました。

脊椎・脊髄センター

手術後神経症状の高い改善率を保っています。合併症の発生も 2.1%〜2.7% と全国標準値(3.7〜3.9%)を大幅に下回った安全な手術を行っています。脊髄外科指導医 西川 節と山縣 徹 の2名体制で、頭蓋頚椎移行部から脊椎脊髄全般の疾患にわたって診療しています。

頚椎損傷、小児の頭蓋頸椎移行部奇形の外科治療症例が増加しました。難易度の高い先端的な外科治療も行っています。整形外科、脳神経内科等との連携も確立してきており、ロコモテイブシンドロームに対して集学的に治療できる体制が整っています。

令和3年度の事業、令和4年の展望
令和3年度、2台目の新規手術顕微鏡(Mitaka Inc.)を導入、3D-Carm (Cios-Spin. Siemens Inc.)を導入、ナビゲーションシステム (Brain Laboratory. Inc.) を更新、血管撮影装置(Philips Inc.)を更新いたしました。ハイブリッド手術室としての機能と設備が実現いたしました. 本年度から来年度に向けて内視鏡手術の導入、現在の脳卒中ユニットに加えて脳卒中患者の集中治療室としてのStroke Care Unit (SCU) の増設を計画しています。

今後とも北河内医療圏における脳脊髄疾患の診療における中心的役割を果たしていきたいと考えています.

脳卒中センター

 

2021年4月に日本脳血管内治療学会より訓練施設の認定を受けました。さらに 山本直樹 が4月に着任し、脳卒中センター長として外科手術を担当しています。

2019年に脳卒中学会より一次脳卒中センター(Primary stroke center: PSC)に指定されており、今後北河内2次医療圏南西部における一次脳卒中センター(PSC)コアー施設を目指しています。超急性期血行再建術をはじめ、出血性脳血管障害の治療も年々症例数も増加しており、北河内2次医療圏の脳卒中治療の中心的な役割を果たして参ります。

 

 

診療実績(2021年1月~2021年12月)

年間入院症例数 1,537件

 

常勤医師

原 充弘 特別顧問
 大阪公立大学医学部附属病院 元病院長:特別顧問

 

西川 節 病院長・脊椎脊髄センター長
 North Shore University Hospital 客員教授
 大阪公立大学大学院医学研究科 臨床教授
 AANS & CNS in USA, International Active Member and Clinical Fellow
 The best Doctor in Japan, 2016-2017,2020-2021
 日本脳神経外科学会専門医・指導医・代議員
 日本脊髄外科学会指導医・代議員
 日本脳卒中学会専門医・指導医、日本脳卒中の外科学技術指導医
 日本小児神経外科認定医

 

山縣 徹
 脳神経外科部長
 日本脳神経外科専門医・指導医
 日本脊髄外科学会認定医・指導医 

 

山本 直樹
 脳神経外科・脳卒中センター長 医長
 日本脳神経外科専門医

 

水戸 勇貴
 大阪公立大学脳神経外科 専攻医 医員

 

大道 如毅
 大阪公立大学脳神経外科 専攻医 医員

 

非常勤 登録医師
岩田亮一
 日本脳神経外科学会専門医・指導医       
 日本脳血管内治療学会専門医・指導医      
 日本脳卒中学会専門医•指導医
 日本がん治療認定医療機構 がん治療認定医

 

応援医師

大阪公立大学大学院脳神経外科 主任教授 後藤 剛夫
大阪公立大学大学院脳神経外科 講師  一ノ瀬 務
ツカザキ病院 脳神経外科 先端低侵襲治療センター長 川上 太一郎
萱島生野病院 脳神経外科 副院長 大重 英行