腎臓内科では、腎臓の内科疾患を診療しています。症状としては、蛋白尿・血尿、浮腫(むくみ)、高血圧などがあり、病気としては、腎炎、ネフローゼ、慢性腎臓病、腎不全などがあります。結石や腫瘍、尿路系(尿管・膀胱・前立腺)の病気については、泌尿器科の受診が必要となります。当科では他診療科と連携をとりながら院内すべての血液浄化を担当しています。
2025年1月6日〜
午前診療時間:9:00-12:00
受付時間:8:00-12:00
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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5診 | 岡村 | - | - | - | - | 岡村 (予約) |
午後診療時間:14:00-17:00
受付時間:13:30-17:00
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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5診 | - | - | - | 岡村 | - | - |
バスキュラーアクセスとは?
血液透析を行う際に、血液を脱血したり返血したりするための出入り口(アクセスルート)のことで、内シャント(自己静脈・人工血管)、表在化動脈、透析カテーテルなどの種類があります。バスキュラーアクセスの管理は透析患者生命予後に直結する課題であり、当院ではバスキュラーアクセスに対する治療を積極的に行っています。
一番多い透析方法がこの内シャントで腕に穿刺して透析をします。
腕の静脈は採血をする程度の血流しかないため、動脈と静脈を外科的に吻合します。静脈に動脈血が流れ、静脈の血流が10~20倍に増加します。
そうすることで静脈に穿刺して透析に必要な血流を得ることができます。太くしっかりとした血管がある場合、自己血管でできますが、ない場合は人工血管で動静脈をつなぎます。
一番多い透析方法がこの内シャントで腕に穿刺して透析をします。
腕の静脈は採血をする程度の血流しかないため、動脈と静脈を外科的に吻合します。静脈に動脈血が流れ、静脈の血流が10~20倍に増加します。
そうすることで静脈に穿刺して透析に必要な血流を得ることができます。太くしっかりとした血管がある場合、自己血管でできますが、ない場合は人工血管で動静脈をつなぎます。
皮膚から深い位置を走行している動脈を、透析の時に直接動脈を穿刺しやすいよう外科的に皮膚の直下に移動させてきます。内シャント作製困難な場合や、心不全で内シャントを作製することが適さない場合に選択します。
近年透析患者の高齢化、長期化、高血圧・糖尿病による末梢血管の動脈硬化によりシャントの作製が困難な症例が徐々に増加しています。
透析用長期留置型カテーテルはシャント作製が困難である症例や重症心不全の症例に使用されます。
当院ではウロキナーゼコーティングされ抗血栓性のある長期留置型カテーテル(UKカフ付カテーテル、ニプロ社製)を使用しており、文献的には最長8年の使用歴が報告されています。
カテーテル留置後自宅退院可能なため、当院では長期入院を希望されない患者さんにも血液透析導入からシャント穿刺までのブリッジとして使用しています。
近年透析患者の高齢化、長期化、高血圧・糖尿病による末梢血管の動脈硬化によりシャントの作製が困難な症例が徐々に増加しています。
透析用長期留置型カテーテルはシャント作製が困難である症例や重症心不全の症例に使用されます。
当院ではウロキナーゼコーティングされ抗血栓性のある長期留置型カテーテル(UKカフ付カテーテル、ニプロ社製)を使用しており、文献的には最長8年の使用歴が報告されています。
カテーテル留置後自宅退院可能なため、当院では長期入院を希望されない患者さんにも血液透析導入からシャント穿刺までのブリッジとして使用しています。
自己血管・人工血管にかかわらず内シャントで透析を行うためには、毎回2本の針を刺します。
そのため周囲の血腫、炎症、血流の乱れによる刺激などで、内膜が厚くなったり、壁が硬く細くなったりします。
また人工血管のつなぎ目が細くなることも多々あります。そのために血液がうまく抜けなかったり、圧が上がったり、止血困難になったりします。そのような状態をシャント不全といい、放置すると透析困難となり最終的には閉塞となってしまいます。
当院ではシャント不全に対する治療を積極的に行っています。
シャント狭窄や閉塞があった場合、シースといわれる直径2mm程度の管をシャント血管に留置して、ここからバルーン付カテーテルをシャント狭窄部に進めて、拡張することにより血管内腔を広げます。
当院では近年再狭窄を抑制することが期待されている薬剤(パクリタキセル)コーティングバルーンカテーテル(IN.PACT AV薬剤コーティングバルーンカテーテル、メドトロニック社製)を積極的に用いています。
バスキュラーアクセスは長期にトラブルなく透析で使用できることが非常に大切であり、シャント不全の状態によっては現在のシャントを外科的に修復する手術を行います。シャントを新しく作り直すだけではなく、現在のシャントが温存できるような手術方法を選択する場合もあります。
当院は外科系の専門医制度と連携したデータベース事業「NCD (National Clinical Database)」に協力しています。「NCD 」は、日本全国の手術・治療情報を登録し、集計・分析することで医療の質の向上に役立て、患者さんに最善の医療を提供することをめざすプロジェクトです。
2025年1月6日〜
午前診療時間:9:00-12:00
受付時間:8:00-12:00
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午後診療時間:14:00-17:00
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