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診療のご案内

外傷

脳神経外科

外傷

外⼒による脳、脊髄、⾎管損傷など

頭部は層構造で、出⾎場所により名前があります(右図)。
頭⽪の出⾎:⽪下出⾎、帽状腱膜下出⾎、⾻膜下出⾎等
頭蓋内出⾎:出⾎する場所によって名前が変わります

頭部構造

1.脳挫傷

脳そのものが損傷し出⾎します。
→当院での治療例 CASE 11(内視鏡⽀持下⾎腫除去術で治療)

脳挫傷

2.急性硬膜外⾎腫

硬膜外の⾎管が破綻して硬膜外から間接的に脳を急速に圧排します。
→当院での治療例 CASE 12(内視鏡下⾎腫除去術で治療)

急性硬膜外⾎腫

3.急性硬膜下⾎腫

硬膜下の⾎管が破綻して硬膜下で直接的に脳を急速に圧排します。
→当院での治療例 CASE 13(内視鏡下⾎腫除去術で治療)

急性硬膜下⾎腫

4.慢性硬膜下⾎腫

軽微な脳損傷による出⾎が徐々に貯留し、受傷後1-3ヶ⽉で脳を圧排して症状を出します。
→当院での治療例 CASE 14(穿頭ドレナージ→穿頭洗浄術)

急性硬膜下⾎腫

※これらは⾎腫が圧排する脳組織の場所や、損傷した脳の場所により意識障害、⿇痺、痺れ、呂律障害、失語、失⾏など多彩な症状を呈します。
※難治性の場合、内視鏡下の⾎腫除去術や、カテーテルによる硬膜⾎管塞栓術も考慮します。

治療

1-3は出血が進行性の拡大を呈する場合、出血により回復が妨げられる場合開頭血腫除去術にて血腫を除去します。4も脳圧排により症状が出る場合、穿頭血腫ドレナージ術を行います。

脊髄損傷

最近は⾼齢者での受傷が増えています。転倒、転落などで脊椎⾻折や脊髄を痛めます。症状が強い場合は、脊髄除圧術を⾏います。また、脊髄不安定性がある場合は固定術を⾏います。当院ではASIA C-Dに対応しています。

ASIA:アメリカ脊髄障害協会

  • A=完全:S4〜S5の知覚・運動ともに完全麻痺
  • B=不全:S4〜S5を含む神経学的レベルより下位に知覚機能のみ残存
  • C=不全:神経学的レベルより下位に知覚機能は残存しているが、主要筋群の半分以上が筋力3未満
  • D=不全:神経学的レベルより下位に知覚機能は残存しており、主要筋群の少なくとも半分以上が筋力3以上
  • E=正常:運動知覚ともに正常


→当院での治療例 CASE 15(後⽅椎⼸形成術で加療)

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