当院の心臓血管センターでは、循環器内科を中心に心臓血管外科と連携・協議し心臓・血管治療の提供を行っております。また、24時間365日、北河内医療圏の救急医療に取り組み、医師のみに限らず看護師・理学療法士・薬剤師・放射線技師・検査技師・臨床工学技士・管理栄養士などメディカルスタッフが一丸となって患者さんの治療にあたっています。
日本循環器学会専門医が4名、心血管インターベンション治療学会専門医、心臓血管外科専門医が在籍しています 。
生活習慣病と呼ばれる高血圧や脂質異常症・糖尿病。あるいは、喫煙の影響を受け動脈硬化(本来は血管の老化現象であり病気の名前ではありません)が異常に進行し動脈硬化性疾患を発症します。
動脈硬化性疾患とは、心臓における急性心筋梗塞、不安定狭心症、大動脈における大動脈解離や大動脈瘤。あるいは、手足の血管における閉塞性動脈硬化症等があります。
心筋梗塞や不安定狭心症などの疾患には、随時心臓カテーテル検査(CAG)・冠動脈インターベンション(PCI)の緊急対応を行っております。
徐脈性の不整脈にはペースメーカー植込み術、頻脈性の不整脈に対しては薬物療法やカテーテルアブレーションを行い、心臓と大血管・末梢血管の疾患に対して対応しています。
心エコー検査・低侵襲に冠動脈評価が可能な80列マルチスライスCT・血管エコー・MRI・MRA検査等にて診断を行っています。