胃カメラ検査は多少の苦痛を伴う検査です。少しでも苦痛を緩和できるよう、少量の鎮静薬を用い、睡眠状態で検査を行うことも可能です。また、当院では鼻から挿入する経鼻内視鏡検査も行っています。
大腸カメラ検査では鎮静薬に加え、腹部の張りを少なくするガス(二酸化炭素)を用いて検査を行っています。
早期胃がんに対する内視鏡的粘膜下層剥離術、内視鏡的大腸ポリープ切除術、総胆管結石や閉塞性黄疸に対する内視鏡治療、食道静脈瘤に対する硬化療法・結紮術、内視鏡的胃ろう造設術など、多様な内視鏡治療に積極的に取り組んでいます。
また、消化管出血や消化管異物など、緊急の内視鏡治療にも可能な限り対応しています。
ヘリコバクター・ピロリ菌は胃・十二指腸潰瘍をはじめ、さまざまな病気の原因であることが判明しています。特に胃がんの発症に関わっていると考えられることから、2013年には胃がんの発症を予防するため、ピロリ菌感染胃炎に対する除菌治療が保険適応となりました。
当院ではピロリ菌の診断および治療を行っています。ピロリ菌が気になる方、除菌を希望される方はご相談ください。
当内視鏡室は当院2階にあり、専門の消化器内科医、看護師が検査を担当させて頂きます。安心して検査を受けて頂けるように、心地よい空間づくりを心がけております。ご質問等ありましたら、スタッフにお声かけください。